シニアサポートで特色ある経営。東京、多摩で40年の歴史『LIXIL不動産ショップ 中央企画』

LIXIL不動産ショップ中央企画
代表取締役社長 田岡 浩一郎氏 インタビュー

Contents
始まりは1軒のレストラン
不動産相続の相談を事業の柱に
シニアサポート事業で地域貢献

今回は、東京都多摩市に店舗を構える会員不動産会社、『LIXIL不動産ショップ中央企画』のご紹介です。

日本最大規模のニュータウン「多摩ニュータウン」、その商業・文化の中心地として位置づけられる「都市センター」地区にあるのが「多摩センター駅」。京王電鉄・小田急電鉄・多摩都市モノレールの3線が乗り入れるこの多摩センター駅から徒歩2分という交通至便な場所に『LIXIL不動産ショップ中央企画』の店舗があります。

LIXIL不動産ショップ中央企画の外観
多摩センター駅から徒歩2分、家族信託や不動産相続に積極的に取り組む『LIXIL不動産ショップ中央企画』

始まりは1軒のレストラン

—— 昭和53年の創業で、元々はレストラン業を営んでいたと聞きましたが

田岡社長:「はい、現在の店舗のすぐ近くで、私の妻の父親が“シャルム”というレストランを開業したのが始まりです。義父は福岡県の久留米から、5千円札一枚握りしめて夜行列車に乗って上京したと聞いています。ご縁があってこの多摩の地で商売を始めたようですね。」

—— 不動産業を始めたのはいつ頃からですか?

田岡社長:「昭和60年頃から今のERA(旧ブランド名:住通チェーン)に加盟してゼロから不動産業に参入し、徐々に不動産業がメインになっていきました。私は27、8歳の頃入社したのですが、義父から言われたら断ることはできないですよね(笑)30代後半の頃、代表に就任したのですが、今年の9月で宅建免許番号もいよいよ(10)となります。」

—— 宅建免許の更新が10回目を数えるのは大変ですよね。更新回数は信頼の証でもありますから。

田岡社長:「おかげさまで地域に支えられてここまでやってきました。これからは地域に恩返しをしていきたいと思っています。」

「地域に恩返しをしていきたい」と話す田岡社長
「地域に恩返しをしていきたい」と話す田岡社長

不動産相続の相談を事業の柱に

—— 事業の柱は何ですか?

田岡社長:「当社は賃貸の管理と仲介がメインでずっとやってきました。いわゆる地主さんの賃貸オーナー様がメインのお客様です。義父の代からの長いお付き合いのオーナー様がたくさんいらっしゃいます。
賃貸管理と仲介をベースにオーナー様のご依頼で収益物件の売買仲介もやらせていただいています。
ただ、このエリアに限ったことではありませんが、やはり当社のお付き合いのあるオーナー様も高齢化が進んでいまして、現役のオーナー様から次世代のオーナー様への円滑な資産承継、不動産経営の承継がこれからの課題だと思いますね。」

—— なるほど、それで相続相談などに積極的に取り組んでいるのですね?

田岡社長:「オーナー様に相続が発生すると、相続した子供世代の方とのお付き合いが始まるわけですが、必ずしも新オーナー様から従来通り管理をお任せいただけるとは限りません。今の時代は情報も氾濫していますし、新しいオーナー様も勉強熱心な方が多いので、シビアに管理会社を選んでくるでしょう。早い段階から次世代のオーナー様との信頼関係を築くためには、相続や資産承継に関する情報の発信や具体的な施策の提案など、不動産のプロとしての立場から積極的な働きかけが必要だと考えています。」

—— その中で家族信託についてはどのように取り組んでいますか?

田岡社長:「家族信託にはかなり早くから注目していました。時代を先取りしすぎた感はありますが(笑)。賃貸オーナー様への提案だけでなく、YouTubeでの情報発信、コロナ前は相続勉強会など、様々なところで提案を行っています。相続や資産承継の提案を行っても、それを実行できなくなるリスクを回避しておかないといけませんので、家族信託は有効な手段だと思いますね。そういえば少し前にも、ニュータウンにお住いのご高齢の一人暮らしの女性からのご相談で、といっても息子さんからのご相談だったのですが、家族信託のお手伝いをさせていただきました。」

LIXIL不動産ショップ中央企画の店内
LIXIL不動産ショップ中央企画の店内

シニアサポート事業で地域貢献

—— ご当地の多摩ニュータウンは全国的にも有名ですが、最近は居住者の方の高齢化が顕著なようですね?

田岡社長:「高齢化はまさにニュータウンの宿命ですね。当社は地域密着型の不動産会社として歩んできましたが、時代にあったサービスをワンストップで提供していくために、家族信託や不動産相続に関する相談業務だけでなく、老人ホームに関するご相談・ご紹介・ご入居サポートといった“シニアサポート事業”などにも積極的に取り組んでいます。また老人ホームに入った後のご自宅については当社で買い取りをさせていただき、リノベーションした後に若い世代の方にご購入いただくなど、不動産の再生事業にも力を入れています。」

—— 素晴らしい取組みですね。若い世代の方に不動産を活かして繋いでいくわけですね。

田岡社長:「はい、街が活気を取り戻すお手伝いができることは醍醐味です。一方で高齢者の方でも老人ホームなどには入らず、お元気な方であれば一般の賃貸物件を希望される方もいらっしゃいます。このエリアはUR(旧公団)のファミリー物件が多いのですが、お一人になったら広すぎるのでしょう。そういった元気なシニアの方に安心して入居いただける賃貸物件のご紹介も積極的に行っています。」

—— 高齢者の入居については、賃貸オーナー様のご理解が必要だと思いますが?

田岡社長:「高齢者の孤独死などが社会問題となっていますので、賃貸オーナー様も慎重にならざるを得ないのは当然です。一方で高齢者の方に入居いただけると入居率の向上にもつながるといった側面もあるわけです。この点を解消していくために当社では、「あんしんみまもりパック」というサービスも提供しています。高齢入居者の方の電気の使用量から異常を検知し、近親者等に通知を行う低料金の見守りサービスで、万が一孤独死などが発生しても保険金が支払われるなど、賃貸オーナー様に安心してお部屋を貸し出していただけるようにしています。」

—— 空室対策ではご高齢者や外国人の入居者をいかに増やせるかが課題とも言われていますね。

田岡社長:「その通りですね。おかげさまで当社で管理をさせていただいている賃貸物件は95%以上の入居率で推移しています。」

—— 95%の入居率はかなり高い方ですね。

田岡社長:「ありがとうございます。それでも、社員は最低98%!と頑張ってくれています。頼もしいかぎりです(笑)」

—— ところで田岡社長は休みの日は何をして過ごしていますか?趣味などは?

田岡社長:「高校時代にアマチュアレスリングをやっていたこともあって、プロレス観戦が大好きなんですけど、コロナで観戦にいけないのがストレスですね。観戦後に『居酒屋カンちゃん※』でプロレス談義に花を咲かせることが良い息抜きなんです!」

※[居酒屋カンちゃん]元プロレスラーのキラー・カーンさんが経営する居酒屋。プロレスファンの聖地と言われ、キラー・カーンさん自らがお店を切り盛りし人気のお店だったが、2021年5月に惜しまれつつ閉店。

—— 「家族信託の相談窓口」ありがとうございました。

田岡社長(右)と「家族信託の相談窓口」森 久純
田岡社長(右)と「家族信託の相談窓口」森 久純

『地域に必要とされる不動産会社でないと生き残れない』と力強く語る田岡社長。家族信託をはじめとした相続、資産承継相談、シニアサポート事業など時代に即した特色あるサービスを提供し、40年以上にわたり地元の不動産所有者の支持を集める不動産会社です。
東京 多摩地区の家族信託、不動産に関するご相談は、「家族信託の相談窓口」会員不動産会社:LIXIL不動産ショップ中央企画へどうぞ。

LIXIL不動産ショップ中央企画

LIXIL不動産ショップ中央企画の外観
対応サービス 家族信託相談不動産相続対策売買仲介賃貸管理・仲介
所在地 東京都多摩市落合1-7-12 ライティングビル1階
アクセス 京王線・小田急線・多摩都市モノレール「多摩センター駅」より徒歩2分
相談対応エリア 多摩市/稲城市/八王子市/日野市/町田市/川崎市麻生区
オンライン相談可
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『この記事の内容は掲載日時点の情報に基づいています。最新の統計や法令等が反映されていない場合がありますのでご注意ください。個別具体的な法律や税務等に関する相談は、必ず自身の責任において各専門家に行ってください。』

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